針ノ木〜船窪小屋〜烏帽子岳縦走10.aug.2011

2011/8/10
体重59キロ
荷物16キロ
水1.5リットル
おにぎり(生米換算150CC)
実に半年ぶりの登山となる。
これまでのあらすじだが、靴が足に合っていないんじゃないか?>足の指先が縮こまって筋肉がどうかなって膝が痛くなるんじゃないか?
ということは、膝が痛くなるのは靴に原因があるんじゃないか?
どうもスカルパの登山靴を履いたときに痛くなるようなきがする(実際はシリオのトレッキングシューズでも痛くなる)。
ということで、本当はノースのトレランシューズを履きたかったがアイゼン履くかもしれないのでいちおうシリオにしておいた。
お花は咲いているけど、ちょっと暗雲立ち込めてる
野いちご

ブルーベリー
針ノ木雪渓は十分に残っていてアイゼンがなくてはとても通過できない状態だった。
このあたりは地面が非常にもろいのでコマクサが育つのだそうだ。
どのコマクサも綺麗に咲いていた。
風に耐えるさまが健気で可愛い。
父娘が僕を抜かして蓮華岳をピストンしてきた。
他には誰もいなかったので蓮華岳で記念撮影はできなかった。
風が強くて飛ばされそうで休憩ができない。
風は強いがあまりに景色が大きかったのでハイビジョンで撮影してしまった。この景色はハイビジョンでないと収まらないスケール。
レンゲから15分ほど下ると雷鳥の親子がいた。

初めて見る雷鳥だったがあっという間に向こうへ行ってしまった。
雷鳥って飛べるんだろうか?
北葛岳を超えたあたりからピークを超えるたびに次のピークが見えるのだがコルがみえない。 いくら下ってもその先の道が見えない。
疲れてきているのに(足が痛くて精神的に)先が見えないのは本当に辛かった。
あまりに人がいないので、霧に霞んだ立木が人に見えてしまった。
遠くに青い屋根が見えるのが救いだった。
ここで雨が降ったら死ぬんじゃないかと本気で思った。
特に未練なんかないけどね〜
画面右下に、見えないのがコル。果てしなく低い位置にありココからはしごで降りる。その先、画面右にあるのがヤセ尾根でものすごく脆い地質。その先、画面上部が七倉岳で、そこから左に行き画面の外になるが船窪小屋が見える。
200mほどのアップダウンを繰り返してようやく七倉岳に到着する。
船窪についたー
お茶を出してくれたのがすごく美味しくて感動!
壁に貼ってある写真をチェックし簡単に支度をして天ぷらの夕食を頂いた。
お味噌汁が、ちょっと独特の味がして病みつきになりそうだったが、アザミ(もしかするとヤマニンジン)が入っているからだと思う。
あざみの葉っぱなんて苦いだけかと思ってた。
船窪小屋では食後にはネパールのお茶でお茶会をするのだ。
膝がいたいというと、小屋のお父さんがモーラステープという痛み止めをくれた。
ブロッケン現象
ブロッケン現象もみれたし、今日は満足。
8/12
うまい具合に伝わる写真が取れなかったが、急な斜面の水場。
朝食ぎりぎりまで寝てた。
水場は危険。
お手伝いで可愛い人が来たのでテンションが上がりそうなものだが変な男もついていたのでテンション相殺。
地元の大学生も遊びに来ていて(日帰りだそうだ)、10月まで北岳でバイトすると言っていた。
この日は小屋には泊まらずにテントに泊まる。

50才前後の人達と夕食を一緒に取る。
谷川のサイトは石が多かったので山側にテントを張ったが、夜中1時頃にガラガラ落石の音で目覚めた。 となりの人もその音で目覚めたといっていたので、まあおおきな落石だったのだろう。
テントに当たらなくてよかった。
流星群らしいので空を見上げたら、満月で何も見えない。
一人でテントに寝ていると寂しくてどうしようもなくなる。

8/13
朝食を食べようと飛び起きると僕と隣りの女性二人組を残してすでに全員出発していた。
一緒に朝食を食べ小屋に戻りコーヒーなどをいただいて七倉ダム向けて下山。
15人くらいとすれ違った。
すくなくともテントだけで5人はいたと思う。
テント張れないんだろうな。
片道6000円のタクシーを待っている間温泉に入った。温泉気持ちいい。ここの温泉はお肌いいみたいで、炎症がだいぶおさまった。
今回は日焼け止めを塗りまくったせいもあり日にも焼けなかったぜ。ちふれ最高!(ニオイは良くないけど

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