八ヶ岳~ペース配分


毎日新聞を23時にでたバスは3時半についてしまう。なぜかみんなバスの中で待機してる。
一人で出発すればよかったな。
団体行動する必要のないソロなのだから、一人でいってやばそうだったら陽が昇るを待っていればよい。

初っぱなからコンパスを落としてテンションダウンしたのかペースが落ちる。
バスの中で知り合った人Xさんと歩いていたのでちょっとは安心だったがどちらにしても行者小屋で別れてしまう。
というかそもそもコンパスもってないひとだったが。
いちおう、予備のマイクロコンパスは鞄に忍ばせてある。

山女、山ガールがいて、音楽ならしながら歩いていた。
彼女はどうやら友達においていかれたみたいだ。

行者小屋につくと雨も風も激しくなる。焼き肉をしてた人はもう諦めて酒盛し始めていた。
天候も悪いので1時間休憩した。

ルート変更。オーレン小屋via赤岳鉱泉を目指す。そこからいけそうなら硫黄岳、夏沢鉱泉で下山。

行者小屋で計画はしたもののコンパスがないのでまちがえて領線via地蔵尾根にでてしまう。
これっていちばんきつい道じゃん。



雨風は暴風雨となっているが赤岳に行ったところで戻らねばいけないし領線も楽しそうなのでそちらで。
雨風のいちばんきついときに稜線歩きしてしまうことになる。
ここから少しペースをあげた。
たどり着かなかったら最悪だし、道を間違えて引き返したり滑落したりして時間を食う可能性もあるし。

ルート変更。赤岳石室への分岐からとりあえずいけるところまで縦走。

横岳はいったにはいったが何も見えない。岩だらけだし。寒いし。オーバーグローブは吸水するし。誰もいないし。硫黄岳石室近くで一人しかすれちがわなかった。


硫黄岳から夏沢峠までの道がメルヘンだった。歌を歌うと森の精が沢山出てきて癒してくれた。
たき火の替え歌うたえば良かった。

硫黄岳山荘

硫黄岳山荘はお客さんいなかった。
お茶を飲ませてくれたが、スゴク美味しい。


ヒュッテ夏沢は林間学校のためだけにあるみたい。
やまびこ荘はやまねとモモンガがいるみ たいで、面白そう。トマッテみたい宿!!夜みれるみたいだし。しかし6人くらいの団体さんがうるさかったので素通りして根石小屋へ。

お風呂はさっき火を入 れたので20分後です

ッて

え!?

お風呂なんてあるの!?


キモチヨカッタデス。

前進の疲れがほぐれた(とれてない)。夜ごはんはかるくしてラーメンと雑炊。
多目に作り過ぎちゃったから食べますか?といって煮物くれた。
おでん、お豆とか。うまい。

大工さんが食べていた魚のフライもうまそうだった。

夫婦なの か、二人組がいた。女の方はもう疲れたそうだが仲良さそうでうらやましい。

ルート変更。唐沢鉱泉、渋ノ湯を行くと明日のお昼前には下山できてしまう。できればめいっぱい歩きたいし、あんまし標高を下げたくないので、にう、白駒池で青苔荘で幕営することにした。


昨日7時半には寝てたのに、起きると6時、急に朝日で明るくなった。
晴天を期待したが外れる。だらだらと起きてカレーを食べる。半日眠って体力回復!

東天狗岳

小雨の中を根石岳、天狗岳、中山峠と縦走する。天狗岳を越えた辺りの岩場は上まで上がりたいところ。
スゴイ美人とイケメンがいた(上の写真の人じゃない)。うらやま。岩にしがみついた右手の指が滑り背中から落ちた。まるで僕の人生。



にゅう付近の道が綺麗。針葉樹林でも下に落ち葉だけではなくて苔や緑があるとこんなにも癒される。にうは半年前の面影を残してくれていた。

白駒池

にうは岩場なので半年前とさほど変わらない。
景色は白ではなく緑ときどき黄色、ちょっと赤。
白駒池は赤く縁取られてきれい。


4月にここでお茶を沸かしたはず。

白駒池につくとまるで大正池のように人がうじゃうじゃいた。テントを張ろうとザックから出して広げたが、張るのをやめてきたくすることにした。

靴は水で泥を落とした。歯磨きはしてないが。でも服はかさばるのをしまうのが嫌だったので買ったばかりの服は着なかった。キレイなだけではだめで、安く買ったものは安いことを自慢しないというのが関東人の美徳である。


次回行きたいところ!
本沢温泉
稲子岳
キレット小屋
穂高の硫黄岳と赤岳

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