伊豆ヶ岳岩場演習
西吾野駅から鍾乳洞近くの森坂峠を通って、一般道へ出る。 森坂峠をあがって右に行くと鍾乳洞があるのだが、今回はスルーしてしまった。 ひたすらつかれる一般道を歩き、道無き道を歩き、タヌキの死骸を横目に見ながらチョウチョの群生を駆け抜け、謎の横穴を覗き込み、関東ふれあいの道へでる。 私はただただ疲れたと弱音を吐いていた。 疲れたなんていってたら面白くもなくなるのでいいたくないのだが、言わずにいられないくらい疲れていた。 言わないように気をつけなさい。 伊豆ヶ岳は、はじめに見たときに比べたらたいして急な壁でもなかった。 いや、壁ですらなかった。 新しい地形図を見たら、森坂峠のさきの下久通(しもくずう)のあたりには民家がいっぱいあった。 さらにその先の関東ふれあいの道への道は、消去されていた。